フリーランスの働き方では仕事の案件を選ぶ自由度があります。そのため興味のある仕事を掛け持ちして、充実した仕事の時間を過ごすことが可能です。面白さを感じながらできる仕事があるのは幸運であり、やりがいを持って働き続けられます。しかし仕事の面白さに夢中になるあまりに、時には失敗する事態も起こりうるため気を付けなければなりません。
興味ある仕事を無分別に掛け持ちしていると、やがては時間管理に無理が生じます。時間は限られているものであり、引き受ける仕事の量には限界が存在します。時間内に仕事を無理にこなそうとすると、それぞれの仕事のクオリティが下がり、クライアントからの評価も下がるかもしれません。そこで能力以上に多くの仕事を引き受けるのは控えた方が賢明です。掛け持ちをするにあたっては数を絞るためにできるだけ厳選し、さらにそれぞれの仕事を時間内にやり遂げる時間管理が必要不可欠です。
面白いだけではフリーランスとしての役割を果たすことはできず、時には自身を律して責任を果たす心掛けが欠かせません。場合によっては本人が知らない間に周囲の人間に迷惑をかけている場合も考えられます。そのため、時折これまでクライアントから引き受けてきた仕事の内容を振り返ってみて、どこかに問題はなかったかどうか検討した方が賢明です。再確認することでどの範囲まで無理なく仕事を引き受けられるかの目安を持てるようになり、時間管理で苦労することがなくなります。